2011年7月28日木曜日

エアー中間発表 7/28 Part3

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浦野壮広
立体視映像を効果的に表現するための演出方法
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3D映画の歴史と、3D映画の技術分析

●3D表現の陰影(証明、光の演出)
●3Dのモーションの効果(まっすぐ来る / まがって来る)






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[ 佐々木からコメント ]

3D映画の技術分類のところは、発表では省略して大丈夫です。
次世代ブロードキャスト研究室でも、3D関連の研究がありましたが、
今日浦野君が行ったような「技術紹介」的な発表は、
すべて割愛するように指示されました。

3DCGを使った、表現について、もっと踏み込んだ作品制作を
してくれないと、ダメかもしれません。検証というよりも
新しい表現手法を探求するという方向に持って行き、
もっともと、大胆な提案、表現を考えましょう。

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川合洋平
立体視と立体音響の音響定位の関係性について
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近年流行している 3D立体映像における、音響効果に
ついて、最も適正な音響定位について考える。

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[ 佐々木からのコメント ]

研究のねらい自体は、とても良いと思います。
現在のところ、3D立体映像のコンテンツは、まだまだ映像優先で
つくられているために、音響までを完全な形で定位したコンテンツ
は少ないと思います。

ただし、この研究を実際に、どのようなコンテンツで、どのように検証するのか?
あるいは、自分でも音響トラックを制作するのかどうか?
実証実験するための 検証サンプルをどうつくるのか?

また、5.1サラウンドの効果と、人間の音響を感じる感覚との
関係などについても(音響心理?)勉強してみてはどうでしょうか。

このあたりを、よく考えてほしいです。
夏休み中も頑張ってください。

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本多健太郎
災害時のつぶやきの考察
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東日本大震災以降、情報収集のためのコミュニケーションツール
としてのSNSの価値は大きく見直されることになった。
震災時に使われたツィッターの使われ方について調査した。

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[ 佐々木からコメント ]
今回の発表にあるような研究は、現在あちこちで
なされていることと思います。

次世代ブロードキャストでも、何人かが進めているようです。
同じ「ツィッターによる災害情報」の研究でも、本多君の研究だけが持つ
ユニークなテーマがなければならないと思います。

もう一息、頑張ってテーマと研究計画をブラッシュアップしなければ
ならないと思います。例えば、ツィッターの利用状況やユーザーの
感想などをもとに、新しい「災害用SNSサイト」の設計、
新しいSNSサービスの提案など、できないでしょうか。

ツィッター、FB、MySpace、Google+、いずれにも
ない「災害緊急時のコミュニティ」に有効なSNSというものを
設計・提案するというのはどうですか?

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