2009年10月15日木曜日

憧れの音楽業界と関われるプロジェクト




メディア学部4年の早瀬智洋さん。2008年2月に開催された松任谷由実さん(ユーミン)のコンサートイベント「Surf & Snow in Naeba vol.28」の画像配信プロジェクト「NET MAGAZINE IN NAEBA 2008【Y MODE】」に携わった東京工科大生チームのリーダーでありディレクターだ。早瀬さんは、もともとテレビや映画などの映像が大好きで、いつかミュージッククリップを撮影したいとメディア学部に入学した。音楽プロデューサーの松任谷正隆氏がメディア学部の特別講義に招かれたことから始まった今回のプロジェクト。
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所属研究室の佐々木和郎教授から話を聞いたときは、音楽業界との接点になるチャンスだと期待に胸を膨らませた。 2007年10月、最初の打ち合わせで「NET MAGAZINE IN NAEBA 2008【Y MODE】」のための新しいコンテンツを企画することになった東京工科大生チーム。「何も気にせず、思いついたことを自由に話してほしいと松任谷さんがおっしゃったので、僕は“ユーミンと遊べたらいいな”という軽い気持ちで話しました。ユーミンに手持ちカメラで日常を撮影してもらう“ユーミンカメラ”や雪上でのシークレットライブはそのときに出した案です」。早瀬さんの物怖じしない姿勢や“ユーミン”という大きな存在に囚われない、大胆な発想に松任谷氏からは笑みがこぼれた。しかし、本当の苦労はこの後に待っていた。